読み書きとは違って、英会話の力の測定は意外と難しいものです。読み書きの力を測定する系だとTOEICが圧倒的なシェアと浸透度がありますが、会話テストについては、まだ各サービスが均衡した状況です。
英会話力を測定するテストには、以下のような要素が求められます。
・語彙力:単語数や熟語数、またそれらを適切な語彙を用いて表現できるかどうか
・文法力:英語の文法に関する知識。動詞の時制、格、構文、品詞などがあります。
・発音:英語の音声に慣れ、適切なアクセントやイントネーションを使って話すことができるかどうか。(質問を理解するという意味で、英語のリスニング能力も必要)
・コミュニケーション能力:英語を使って意思疎通ができるかどうか。聞き手の意図を汲み取り、自分の意見を適切に表現できるかどうか。
・表現力:自分の意見や考えを英語で適切に表現できるかどうか。レベルが上がるほど、自分のアイデアを説明したり、要約する能力、論理的に議論する能力も求められる。
これらの要素は、英会話テストにおいて重要な要素であり、それぞれが相互に影響しあうこともあります。またそれらを総合的に判定し測定することが求められます。
最近では、パソコン相手だったり、電話やオンラインで行うテストが増えてきました。たいていの英会話学校、語学研修機関は独自の英会話力判定表とテストを持っていますが、企業団体で人事に影響するような場合、判定の客観性や信頼性などを考慮して採用することが大切です。
そんな中、業界で唯一(株)オーティーシーのみが、ネイティブスピーカー面接官と対面での会話を行っています。それがOTCのITOP (Interview Test for Oral Proficiency) です。
・ネイティブ面接官と対面1対1で行われる会話テスト。
・グレード10(下位)から1(上位)の10段階で評価される。
・TOEIC IPを併用し社員の英語レベルの推移を数値としてデータ管理が可能。
40年以上にわたり実施され、毎年のべ1万5千人以上が受験する実績のあるテストです。
詳細は、以下のサイトでご覧いただけます。