最近SDGsという言葉を非常によく目にするようになりました。企業や自治体の取り組みはもちろん、学校においても学校教育の一環としてSDGsの目標達成・意識向上につながる活動を取り入れるところも出てきているなど、今後もますますその重要性が増しています。
今回はSDGsそのものの内容理解というよりも、英語、中でも英単語面にスポットを当てた記事になります。
SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略で、2015年9月に国連総会により採択されました。その中には17のゴールがあり、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指すという国際目標となっています。
「SDGs」という頭文字語(各単語の頭文字をつなげたもので、アルファベットを一つずつ発音するもの)だけを耳にして、その意味を知らない(又はうろ覚え)という人も少なくないかと思います。
せっかく英語を学ぶチャンスでもあるので、SDGsの意味自体とその17のゴールにおいて使われるキーワードを覚えましょう。
単語の意味を覚えやすいように Weblioの辞書リンクを各単語につけました。
また日本語訳は、なるべく元の英語と見比べた時に各単語の意味がわかるように、あえて日本国内で正式に使われている訳語と変えてあります。
Sustainable Development Goals
※発音は、<サステナブル>ではなく<サステイナブル>、<ゴール>ではなく<ゴウル>と言うと少し英語に近くなる
GOAL 1: No Poverty(貧困をなくそう)
※ povertyは形容詞 poor (貧しい)の名詞形として関連付けて覚えましょう。
GOAL 2: Zero Hunger(飢餓をゼロに)
※ hunger は hungry (飢えた)の名詞形として関連付けて覚えましょう。
GOAL 3: Good Health and Well-being(健康と福祉を)
GOAL 4: Quality Education(質の高い教育)
GOAL 5: Gender Equality(ジェンダー平等)
※ equal(イークォル「=イコール」等しい) の名詞形として関連付けて覚えましょう。
GOAL 6: Clean Water and Sanitation(安全な水と下水設備を世界中に)
GOAL 7: Affordable and Clean Energy(入手可能でクリーンなエネルギー)
「エネルギー」は英語では energy (エナジー)と言います。
GOAL 8: Decent Work and Economic Growth(働きがい有る人間らしいと経済成長)
GOAL 9: Industry, Innovation and Infrastructure(産業と技術革新と社会基盤)
※ 社会基盤のことを「インフラ」と言いますが、infrastructure を日本式に略した言い方です。
GOAL 10: Reduced Inequality(不平等をなくそう)
GOAL 11: Sustainable Cities and Communities(住み続けられるまちづくり)
GOAL 12: Responsible Consumption and Production(責任ある消費と生産)
GOAL 13: Climate Action(気候変動への対策)
※ climate は<クライメット>と発音すると言いやすいでしょう。
GOAL 14: Life Below Water(水の中の生命)
GOAL 15: Life on Land(陸の上の生命)
GOAL 16: Peace and Justice Strong Institutions(平和と正義 制度)
GOAL 17: Partnerships to Achieve the Goal(目標達成するためのパートナーシップ)
【参考リンク】
国連広報センター 2030アジェンダ – 持続可能な開発目標 (SDGs)
ユニセフ「SDGsって何だろう」