完璧な英語よりも大切なこと:コミュニケーションと英語学習への新たな視点

以前、私が英会話学校の講師をしていた時に、生徒さんの声が少し小さかったので「Pardon me?」と尋ねたら、その生徒さんはご自分の英語が間違っていたと勘違いして、いっそう声が小さくなったことを覚えています。

何故か日本人は昔から完璧な英語を話さなくてはいけない、間違っている英語ならむしろ話さない方がいいと思っている方が多いように感じます。

ただ、それでもいいのではないかとも思っています。私は英語を使って海外の方とコミュニケーションをとりたいだけなので、特に外国人自身になりたいわけではないからです。

完璧な英語でなくても自分の言いたいことをきちんと伝えることができる、そして相手の言いたいことを理解する、理解できないところに関しては、「理解できないからもう一度言ってほしい。」と臆せず伝えることができる。外国人であろうとなかろうと、相手にきちんと向き合う姿勢が大切なのだと思います。

『メラビアンの法則』をご存じの方も多いと思います。会話をする際に人がどんな要素から相手の第一印象を判断するかを円グラフにあらわしたものです。

■目から入る情報
表情、立ち居振る舞い、服装

■耳から入る情報
声の大きさ、トーン、間のとり方、抑揚、話すスピード

 

上の図を見てもわかる通り、第一印象をきめるのは、話の内容自体からの情報はたった7%で、目や耳から入る情報が93%と大半を占めています。

仮に完璧な英語を話さなくても、次のポイントを注意するだけで、コミュニケーションに一番大切な相手との関係づくりはぐっと良くなります。

 

英語を話すことに苦手意識をもっている子どもたちに、こんなことを伝えて、少しだけ肩の力を抜いて英語学習を楽しんでもらえればいいなぁって思います。

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