日本には英語に馴染がなく、早くから苦手意識を持ってしまう学生さんは少なくはありません。
そこで今回は生徒たちの興味を引き、自信を持って英語を使えるようにするためのアクティビティやプロジェクトを紹介します。楽しみながら学び、積極的な参加を促すアイディアを通じて、英語学習をサポートできればと思います。
英語の楽しさを生徒たちと共有することは『モチベーション向上の鍵』です。ここでは、効果的なアプローチをいくつかご紹介します。
目次
1.ゲームで楽しみながら学ぶ
事例【英語単語リレーゲーム】
このゲームは、『単語の意味や使い方を競い合って学ぶ』楽しいアクティビティです。生徒たちはチームに分かれ、次々と単語を説明する役割を持ちます。ゲームの目的は、正確な説明と例文を提供しつつ、他のチームよりも早く単語を解答することです。
- 準備:単語カードセットを用意します。各カードには英単語が書かれており、裏面にはその単語の意味と例文が記載されています。
- チーム分け:生徒たちを複数のチームに分けます。各チームにはチーム名を付けてください。
- ターン制:ゲームはターン制で進行します。各チームが順番にプレイし、ターンが周ってくる順序を決めます。
- 単語説明と解答:ターンが回ってきたチームの生徒が、単語カードを引いてその単語を見ます。その後、他のチームメンバーに向かって単語の意味と例文を英語で説明します。
- 制限時間:説明する生徒は制限時間内に説明と例文を提供しなければなりません(例: 30秒)。
- 解答:他のチームメンバーが単語を解答できたら、解答ボタンを押して正解かどうかをチェックします。
- ポイントと勝利:正解した場合、チームにポイントが与えられます。最終的なポイントの合計で勝者を決定します。
このゲームは勝ち負けの要素があり、正確な説明と早い解答がポイントを獲得するポイントです。また、競争の一環として協力とチームワークを大切にすることも強調できます。生徒たちが楽しみながら単語を学び、英語表現力を向上させることができるでしょう。
2.身近なテーマで英語を活用
事例: 【英語で自己紹介プレゼンテーション】
生徒たちに、自分の趣味や好きなことを『英語でプレゼンテーション』する機会を与えます。写真やイラストを交えて自己紹介を行い、クラスメイトと共有します。これにより、英語で自分を表現する楽しさと自信を育むことができます。
3.クリエイティブなプロジェクトで成果を実感
事例: 【英語でマンガを作ろう】
生徒たちに、『英語でマンガを描く』プロジェクトを提案します。ストーリーのアイディアを出し合い、英語でセリフやナレーションを書きます。完成したマンガはクラスで共有し、他の生徒たちと楽しむことができます。
これらの事例は、学生向けに合ったアクティビティやプロジェクトです。学生さんたちが楽しみながら英語を学び、自信を持つきっかけになればと思います。