OTCの法人向け中国語研修

学習のポイント

① 発音
中国語は、第一声、第二声、第三声、第四声の基本的声調及び声調変化が学習の鍵です。学習では声調符号を付して発音訓練をします。

● 四声について
中国にはどの音節にも一定の声調があり、これで意味の区別をしています。これを四声といいます。

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② 文法
中国語には語尾変化や「てにをは」のような付属語がありません。文法的な関係は主として単語の並べ方によりますので、語順が変わると意味をなさなくなったり変わったりします。基本文型とそのバリエーションや基本表現を中心に会話文を組み立てる練習により、文法を着実に身につけます。

③ 中国の共通語
中国にはたくさんの民族が住み、いろいろな言語があります。全人口の約90%が漢民族ですが、方言が多く、主なものでも8種類に分けられます。建国後共通語の普及に力を入れており、中国北部の言葉を基礎に北京の話言葉の音を基準とした普通話(Pǔtōnghuà)が一般的に中国語を指しています。

④ 簡体字
新中国成立後まもなく、文化・教育をよりよく普及させるために、従来の繁体字を改め、漢字の簡略化と字数の制限に着手し、1956年1月国務院は漢字簡略化案を公布しました。さらに1964年、それまで簡略化が不統一であったものが整理され、簡体字の数は大きく増加しました。

中国の簡体字(jiǎntǐzì)は、正字として定められたもので略字ではありません。

⑤ 拼音(ピンイン)
中国語を読むためにはローマ字で表記されている中国語の発音記号「ピンイン」(拼音 Pīnyīn)を覚える必要があります。現在中国で使用されている「ピンイン」は1958年公布の漢語拼音方案に基づいています。

「ピンイン」を読み、「ピンイン」を書くことから中国語の学習は始まります。

【ピンインの例】
继续  jìxù  (ジィシュイ)
旅馆  lǚguǎn (リュィグワン)
经济  jīngjì  (ジィンジィ)

 

中国語基礎コース カリキュラムの一例(50時間)

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※上記は初心者向け標準コース内容です。実際の時間数は受講可能期間やご予算に合わせて設定できます。

基礎中国語会話に必要な発音、文法、語彙、慣用表現を習得
[発音] 韻母、声母及び両者の組合わせ四声の聞取りと正しい発音
[文法] 肯定文、否定文、疑問文の文型
[語彙・慣用表現] 挨拶、教室内指示、日時、天候、道案内、食事、買物など日常会話で使用頻度の高いもの

1回あたりの時間配分

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中国語検定試験について
中国語の主な検定試験としては、最も広く知られ受験者数が多い「中国語検定試験(中検)」と中国政府公認の検定試験である「 漢語水平考試(HSK)」があります。詳細は各団体のサイトをご覧下さい。

【中国語検定試験】
主 催: 日本中国語検定協会
レベル: 1級、準1級、2級、3級、4級、準4級
U R L :http://www.chuken.gr.jp

【漢語水平考試(HSK)】
主 催: HSK日本実施委員会
レベル: 6級、5級、4級、3級、2級、1級
U R L : http://www.hskj.jp

【その他の検定試験】
「実用中国語技能検定」
「ビジネス中国語検定」
「中日通検」
「翻訳技能認定」
「TECC」
「通訳案内士」

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