OTCの法人向けスペイン語研修

スペイン語学習のポイント

【スペインと中南米での違い】
スペイン語は、大別して中南米のスペイン語とスペインのスペイン語に分けられます。主な相違点は、(1)現在完了形の使い方(2)親称の2人称複数 vosotros の使用の有無(スペインのみ使用)などです。スペイン語は極めて多くの国や地域で話されており、発音、イントネーション、語彙、言い回しに地域差はありますが、文法は基本的に同じです。

【アクセント】
スペイン語のアクセントは強弱のアクセントで、アクセントのある母音を強くやや長めに読みます。その位置は規則的で、母音か子音 s, n で終わる語は、後ろから2番目の母音にアクセントがあります。s, n 以外の子音で終わる語は、最後の母音にアクセントがあります。アクセント符号のついた母音は、規則に関わらず、符号のついた母音にアクセントがあります。

【スペリング】
スペイン語の綴り字は非常に規則的で、どんな場合も全く発音しない h を含む単語や、同じ発音となる ge と je や gi と ji などを除けば、ほとんどの場合、1つの発音に対して、綴り方の可能性は1つだけです。外来語以外の例外はきわめて少ないと言えます。読み方の規則を覚えれば、綴り字を見ただけで発音できるようになり、逆に発音を聞けば、正しく綴ることができるようになります。

【発音】
ll は一文字として扱われます。lla を日本語の「じゃ」に近い発音をする人と、「りゃ」に近い発音をする人とその中間のような音を出す人がいます。地域差、個人差があり、一概にどの音が正しいとは言えません。
スペインでは za. ce, ci, zo, zu を英語の th[θ]のように歯と歯の間に舌を軽く挟んで発音し、sa, se, si, so, su の発音と区別します。一方、中南米とスペインの一部地域では、区別せず、[s] 音で統一されていますが、スペイン南部には[z]音と[s]音の逆転や双方の綴りに対して[z]音のみの地域があります。

【文法】
スペイン語の語順は、比較的自由で、よく主語が省略されます。それは、動詞が人称ごとに6種類(中南米は5種類)に活用されることによるものです。活用を習得することがスペイン語を学習する上での重要なポイントとなります。レッスンでは、実用的な場面での練習を通じて、人称により動詞を活用される習慣を身につけます。

スペイン語基礎コース カリキュラムの例 (50時間)

※クリック拡大します

※上記は初心者向け標準コース内容です。実際の時間数は受講可能期間やご予算に合わせて設定できます。

基礎スペイン語会話に必要な発音、文法、語彙、慣用表現を習得
[発音] 正しい発音とスペイン語らしいリズム。
[文法] 基本動詞の活用と基本文
[語彙・慣用表現] 挨拶、日時、天候、道案内、食事、買い物など日常会話で使用頻度の高いもの

 

時間配分 (基礎コースの例)

※クリック拡大します

 

スペイン語技能検定試験について

財団法人日本スペイン協会により、1973年から年2回実施されており、認定基準は次の通りです。

6級(入門):基礎的な短い文章の読み書きができ、直説法現在終了
5級(初級):平易な文章の読み書きができ初級文法(直説法)終了
4級(中級):簡単な日常会話ができ、文法を一通り終了
3級(上級):新聞などが理解でき、一般ガイドに不自由しない
2級(最上級):ラジオ、テレビが理解でき、一般通訳ができる
1級(プロ級):会議通訳、文学翻訳、専門ガイドができる

英語以外の言語の最新記事8件

 data-src=企業の語学研修ならオーティーシー" width="1280" height="768" >

企業の語学研修ならオーティーシー

中長期的な国際人材育成計画、海外赴任前語学研修をカスタムメイド・プログラムご提供しております。もちろんオンライン研修にも対応!

CTR IMG